静岡県平和・国民運動センター
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第22回日朝友好静岡県民会議総会・学習会

 6月24日、日朝友好静岡県民会議は、静岡市の静岡労働会館で、第22回総会を行った。

日朝友好静岡県民会議 来賓として出席いただいた 李名裕(リ・ミョンユ)朝鮮総連静岡県本部委員長は、「朝鮮高級学校は学校高校授業料無償化の対象から除外されている。オモニ(母親)は、子どもたちにつらい思いをさせたくないと、金銭的負担は非常に重くなっている。朝鮮学校の生徒たちも、街頭宣伝や署名活動を行ってきた。『無償化』制度はそもそも、保護者の金銭的負担を軽減して全ての子どもたちが勉学に打ち込めるようにと実施されたもの。しかし、現状のどこが勉学に打ち込める状況なのか。適用に向けて審査中だと言うが、一体どれだけ真剣にこの問題と向き合っているのか。保護者や生徒たちと同じぐらい本気で問題解決に努めてほしい」と述べた。

 その後2011年度の経過報告、会計報告および会計決算報告、ならびに2012年度活動方針案と予算案が提案され、30人の出席者全員の賛成により承認された。

日朝友好

 引き続き行われた記念講演では一橋大学名誉教授の田中宏さんが「戦後責任・植民地責任という視点」と題し、日本と朝鮮半島の関係を中心に講演した。講演の中で、田中さんは、「日本は教育費用に関する家庭の負担が非常に重い国である。しかし、高等学校を無償化にすることは国際的には普通に行っている。その意味では、高校無償化は民主党政権においても評価できる画期的な政策である。それだけに、朝鮮学校を高校無償化から除外するのは、画竜点睛を欠いている。その問題さえクリアすれば、歴史に残る政策になる」と話した。