静岡県平和・国民運動センター
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 1995年12月8日に起きた高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故から丸18年となるのを前に、もんじゅの廃炉を求める「2013もんじゅを廃炉へ!全国集会」(主催・同実行委員会)が7日、福井県敦賀市の白木海岸、プラザ萬象で開催され、福井県内はもとより全国からも市民団体や労働団体の関係者1,000人が参加し廃炉を訴えた。

もんじゅを廃炉へ!

現地抗議集会と原子力機構申し入れ

 午前11時からもんじゅ近くの福井県敦賀市白木海岸で開催された現地抗議集会と原子力機構申し入れには、約850人が参加した。抗議集会では原子力発電反対する福井県民会議の森永慶治常任幹事は「廃炉に向けて意思統一を図っていきたい」とあいさつした。また同会議の中嶌哲演代表委員は「原発再稼働に反対する世論と安倍政権の姿勢はねじれている。国民の大運動を巻き起こす時期に来ている」と訴えた。集会終了後、参加者は雨が降る中を、シュプレヒコールを上げながら、もんじゅのゲート前までデモ行進した。そして、要請文を読み上げ、原子力機構の青木寧管理課長に廃炉を求める要請文を手渡した。

もんじゅを廃炉へ!

2013もんじゅを廃炉へ!全国集会

もんじゅを廃炉へ!

 午後からは、敦賀駅近くのプラザ萬象で「2013もんじゅを廃炉へ!全国集会」が開かれ1,000人が参加した。集会では、最初に、原子力発電に反対する福井県民会議事務局長の水上賢市さんが、もんじゅの現状と今後の闘いについて「『動力炉・核燃料開発事業団(動燃)』から『日本原子力研究開発機構』へ名称を変えても、そこに従事する人はあまり変わらない。組織の名称だけを変えても、組織改革が進んでいくのか、疑問をもたざるを得ない。もんじゅを止めたら、核燃料サイクル計画は破たんし、青森県六ケ所村の再処理工場の使用済み核燃料は原発へと返され、使用済み核燃料プールはいっぱいとなり、原発は動かせなくなる。そういうことを何とか避けたい。うまくいかなくても続けなければならないという現状にある。そういうことを考えると、核燃料サイクル計画の見直しを強く求めていく取り組みを強化していかなければならない」と訴えた。

もんじゅを廃炉へ! 次に、ルポライターの鎌田慧さんが、「もんじゅは、工事着工から現在まで30年もいっさい秘密にされたままきた。原子力基本法改正で安全保障に資することとなった原発は、臨時国会で特定秘密法案成立し、ますます秘密になっていくのだろう。私たちのこれからの闘いは、原発の再稼働を阻止していくと同時に原発の廃炉を速やかに進めていく、再処理工場ももんじゅも廃止し、日本が戦争に加担、参加しないように世論を形成していくしかない」と語った。この後、柏崎刈羽原発反対地元三団体の武本和幸さん、原子力資料情報室共同代表で事務局長の伴英幸さん、反原発運動全国連絡会の末田一秀さんが、活断層、エネルギー基本計画、防災計画について、もんじゅに関するそれぞれの観点から語った。
 集会終了後は、会場から敦賀駅近くまでシュプレヒコールを上げながら、デモ行進した。

もんじゅを廃炉へ!  

脱原発全国交流会(反原発全国活動者会議)

 「2013もんじゅを廃炉へ!全国集会」開催前日の6日午後、敦賀市白銀町の敦賀商栄会館で、北は北海道から南は鹿児島県までの原発立地10県の平和団体や市民団体の関係者が参加して、脱原発全国交流会(反原発全国活動者会議)が開催され、原発の現状や運動課題が提起された。

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